道路には公道と私道があります。公道には高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道があり、これらについては所轄の警察に道路使用許可を申請する必要があります。詳しくは、警察庁ホームページ(道路使用許可申請手続き)で解説されています。 権利・許諾は画像や記事(文章)の無断転用などと同様に、動画でも「知りませんでした」では済まされない重要な問題です。そこで今回は、動画を内製する時に知っておきたい権利・許諾について、Q&A形式で解説していきます。, ※本稿の内容は、全ての動画に該当するとは限りません。個別具体的な適法性等については法律の専門家にご相談ください。, 著作権は著作権法という法律で保護されており、本来は著作物を実際に創作した個人に帰属します。しかし例外もあり、その一つが会社の業務として制作した場合です。法人等の組織が著作者となる著作物は職務著作(または法人著作)と呼ばれ、著作権法の第十五条で以下のように規定されています。 権利者の許諾がなくても著作物の引用が許される場合があり、著作権法32条1項にこれに関する規定が置かれています。 引用とは、自分の著作物に他人の著作物の一部を取り上げて利用することですが、著作権法上、引用が許されるのは次のすべての要件を満たす場合です。 1. 著作権の場合と同じように、本人の許可があれば肖像権侵害にはなりません。 撮影したい公園の管理者に事前に確認してください。公園によっては使用料が発生する場合や撮影が禁止されている場合もあります。東京都管理の公園の場合、東京ロケーションボックスというWebサイトにカテゴリー別のリンクがまとめてあります。, ・道路で撮影する場合 Q5.動画にレンタル素材を使う予定です。許諾関連はクリアになっていると考えていいですか? 引用部分と … 映りこみ(写りこみ)については上記以外にも、「ポスター」「看板」「街で流れる音楽」など多様な注意点があります。文化庁のHPでも解説されていますので参考にしてください。 逆に、社内用の動画では、社外向け以上に気を付けなければいけないことがあります。それはセキュリティです。社内用動画の場合、機密情報を含む場合もあると思いますので、流出などが起きないように徹底した動画の管理とセキュリティ対策が必要です。 車のナンバープレートも個人情報ですので、「撮影しない」「番号が識別できないレベルで撮影する」などの配慮が必要です。路線バスなどの公共交通機関のナンバープレートは個人情報には当たりませんが、広告看板に電話番号が書かれている場合は映らないように配慮したほうがよいでしょう。 国内最大のコスプレ専門sns。コスプレ画像、日記、ボイス、コスプレ衣装、同盟、フリマ、知恵袋、オンライン名刺等のアプリケーションサービスを通じて交流が可能。pc・スマホに対応。コスプレイベント開催情報の無料掲載も。 以上、動画を内製する際に知っておきたい権利・許諾について解説しました。注意点は多いですが、動画は分かりやすさ、記憶定着率の高さ、感情に訴えかける力などに優れた魅力的なメディアです。ぜひ適切に権利・許諾を守りながら、動画制作にもチャレンジしてみてください。, ・商業施設や駅で撮影する場合 また、道路使用許可や施設の撮影許可を取っていたとしても、動画に他の建物や看板が映る可能性がある場合、隣接するビルや商業施設などにも申請が必要な場合もあります。, 屋外での撮影は、撮影場所以外の映り込み(写り込み)に対しても様々な注意が必要です。代表的なものを記載します。, 映りこみ(写りこみ)については上記以外にも、「ポスター」「看板」「街で流れる音楽」など多様な注意点があります。文化庁のHPでも解説されていますので参考にしてください。, A. 約束ごとや職場で必要な同意書と承諾書の区別ができないとおっしゃる方のために、同意書と承諾書の違い、同意書と承諾書の書き方、同意書と承諾書の例文、そのテンプレートの入手などについてわかりやすく、コメントしますので、確かめてみてはどうでしょうか。 また、競合製品だけでなく、どのような製品でもブランドや企業イメージを貶めるような使い方はNGとなります。また、自社製品の背景に有名ブランドの製品を配置するなど、有名ブランドの名声にタダ乗りするような動画や、他社製品を自社製品のように誤解させる動画もNGです。, レンタル素材(使用料を支払って利用する、予め用意された動画素材や画像素材)を提供するストックフォトやレンタルポジ(レンポジ)などと呼ばれるサービスがありますが、素材によって使用許諾の獲得状況が異なるため、サービス利用時には注意が必要です。例えば「モデルリリース取得済み」であれば、「撮影したモデルの肖像権使用許諾同意書が取れている」素材であることがわかりますが、モデルリリースについて特に記載がない素材では、取得の有無について確認をしなければなりません。また、モデルリリース以外に建物などの使用許諾同意書(プロパティリリース)が必要な素材の場合、モデルリリースはOKでもプロパティリリースはNGといったこともあります。さらに、素材によっては利用期間や用途が限定されているものもあります。 広報紙の図書館コーナーで、新刊書籍の紹介をしています。その際、書籍の表紙も一緒に掲載しているのですが、著作権上の問題はないでしょうか。 ブログやSNSが出現してから、セミナーや講演中に、講師の写真や講義に使っているスライドなどの写真をスマホで撮影する方が増えましたね。また、セミナーや講演を録音してもいいか?と受講者に聞かれることもあります。突然、スマホで動画撮影を始める方もいるようです。 肖像権などについて、どうしたらよいのでしょうか。 実際は、どうされておられますか。 写真コンテスト応募要項には、決まって、 「肖像権に関する許可をご自身でお取り下さい」 などと、書いてあります。 ロゴや商品名が映らなければOKですが、ブランドや企業イメージを貶めるもしくは誤解を生む使い方はNGです。 ただし、必ずしも従業員の退職日に合わせて動画の削除や修正を行えるとは限りません。そこで、出演の許諾を得る際に、「動画の更新や削除対応が完了するまでは、退職後もしばらく掲載される場合がある」ということも記載しておくとよいでしょう。, ・公園で撮影する場合 「撮影した風景の一部としてたまたま映りこんだ」「不特定多数の姿を全体的に映した」などの場合は例外となりますが、やはり映された側の気持ちに配慮するのであれば、個人を特定できないよう撮影するのがよいでしょう。 3.1 シーン①友達・知人への撮影許可; 3.2 シーン②私有地での撮影許可; 3.3 シーン③公共施設での撮影許可; 4 Vlogの撮影許可に関するQ&A また、道路使用許可や施設の撮影許可を取っていたとしても、動画に他の建物や看板が映る可能性がある場合、隣接するビルや商業施設などにも申請が必要な場合もあります。 撮影地周辺の建物 [例] 工業製品に著作権はありませんが、ブランドロゴや企業名などには商標権や意匠権があります。そのため、例えば「自社のアプリを紹介するためにiPhoneを使う(映す)」こと自体は問題ありませんが、ロゴや商品名は映らないようにするか消す必要があります。ロゴを消す処理は編集工程でもできますが、静止画と違い動画は1秒間に多数のコマがあります。動きがはげしい動画では修正作業が大きな負担になりますので、どうしても映りそうな場合には予めテープ等でロゴを隠して撮影するとよいでしょう。 最近では無料で使える素材サイトもありますが、商用利用が不可、素材提供者の信頼性が低いなど、利用時に注意が必要なサイトもあります。各サイトの利用規約等を確認し、不明な点がある場合は運営者に問い合わせてください。 A.レンタル素材だから大丈夫と思うのは危険です。 A.会社の業務として制作した動画の著作者は会社になるのが基本です。 著作権は著作権法という法律で保護されており、本来は著作物を実際に創作した個人に帰属します。しかし例外もあり、その一つが会社の業務として制作した場合です。法人等の組織が著作者となる著作物は職務著作(または法人著作)と呼ばれ、著作権法の第十五条で以下のように規定されています。 『法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著 … 肖像権の侵害にならないケース 勝手に人を撮影したり公開してはならない、というのが肖像権ですが、写真を扱う職業の人はどのような点に気をつけたらいいのでしょうか? 以下のような場合では肖像権の侵害とはなりません。 1. このように、レンタル素材だからといって一概に許諾関連がクリアになっていると考えるのは危険です。 ポイント1 著作物を使う手順を知ろう. A. ・屋外に設置された彫刻を撮影して動画に使用する際には許可不要(ただし、その彫刻を主体とした動画の販売が目的であった場合、撮影すること自体が違法) 肖像権や商標権等については、社員のみが視聴する動画であっても社外向けと同様の基準で権利・許諾をチェックしてください。ただし、BGMについては社内向けと社外向けで若干異なる部分があり、JASRACが管理する楽曲については「事務所・工場等での主として従業員のみを対象とした利用」に限り、営利目的でも“当分の間”使用料が免除されています。しかし、世の中の楽曲の全てがJASRACに管理されているわけではありません。また「当分の間」とあるように、ルールが変わることもありますので注意して使用してください。 無断で使用したり、著作権者や著作者の権利や名誉を傷つけた場合は、法律で罰せられます。 肖像権利用契約書のテキスト 肖像権利用契約書 株式会社a(以下「甲」という)と (以下「乙」という)は、甲が乙との間においてタレント専属契約をするにあたり、乙の肖像権につき、次のとおり契約(以下「本契約」という)を締結する。 著作権とは、文化的な創作物を保護の対象とする権利で、著作権法という法律で保護されています。 文化的な創作物とは、文芸、学術、美術、音楽などのジャンルにおいて、人間の思想、感情を創作的に表現したもののことで、「著作物」といいます。 著作権は、権利を得るための手続きを必要としません。著作者が意識することなく、映像などの作品が完成した時点で自動的に発生して効力が生まれるため、特許や商標などと違い、登録などの手続きは必要ないのです。 このような自動的に権利が発生する … 「公正な慣行」に合致すること 3. 商業施設の敷地内での撮影の場合は、施設の管理会社へ申請をしてください。駅での撮影は各鉄道会社への申請となります。, いずれの場合も、時間的な余裕を持って準備をした方がいいでしょう。申請時に企画書やシナリオ、画コンテの提出を求められることもありますので、申請手続き方法や必要な期間だけでなく準備物についても事前に確認しましょう。 本記事ではビジネスシーンで写真を使う際に注意すべきポイントを中心に、写真ライセンスビジネスの老舗エージェンシーが培ったノウハウを基に、トラブルにならないために事前に確認すべきことや避けるべきことを解説します。 広報q&a 著作権・肖像権などについて知りたい. ・東京タワーが主体的に映った動画を使用する場合は、日本電波塔株式会社の承諾が必要(風景の一部として映りこんでいる場合はOK) ・不特定多数の足元や背後のみうつるようなアングルで撮影する 記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。, また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。, 約束ごとや職場で必要な同意書と承諾書の区別ができないとおっしゃる方のために、同意書と承諾書の違い、同意書と承諾書の書き方、同意書と承諾書の例文、そのテンプレートの入手などについてわかりやすく、コメントしますので、確かめてみてはどうでしょうか。, 同意書と承諾書の違いは「賛成するか」「聞き入れるか」の違いといえます。どちらも同じように見えますが、同意書は他人の意見に対して賛同する意思表示です。これに対して、承諾書は他人の申し入れに対してこれを受け入れる意思表示をいいます。もっとわかりやすくいえば、同意書は「この意見に異議はないです」という返事ですが、承諾書は「わかりました。この件について私も協力しましょう」という返事です。, この同意書とは、そこに提示された内容に同意した事を証明する書類です。例えば、未成年者がアルバイトをする時に親権者がこれを認めますと雇い主に提出する書類が同意書です。このような同意書は、他人の意見とかその意思に賛同しますという書面といえます。, これに対し、承諾書とは相手の要望などに対して「はい承知しました」とい意思表示を証明する書類です。ここに承諾とは他人からの申し入れや依頼に対してそれを受け入れるという意思表示なのです。例えば、会社の採用試験を通過した新入社員が、その採用を受け入れるという意思を表示するために、必要事項を記入して提出する書類などです。, 同意書を書くときの基本姿勢は、これを書くために、そのケースにおいて「押さえておくべき事項」を正確に抑えるということです。このように抑えておくべき事項は、そのケースにより多少は異なりますが、ここでは標準的な事項をピックアップしておきます。A.同意書の「タイトル」つまり「表題」を同意書の「文頭」に記載します。B.同意する相手方の宛名を記載します。その宛名は、個人のときにはその氏名を書き入れます。相手方が企業や法人の団体の時には、その企業名や法人としての団体の名称を記載します。例えば株式会社〇〇〇や、社団法人×××、財団法人YYY、公益法人△△△のように書き入れます。C.同意の内容を正確に記入します。これが意思表示として最も重要な項目です。具体的には、「私、△△△△は、〇〇〇について同意します」と記載します。D.同意したときの日付を記載します。例えば平成30年10月15日と記載します。E.同意した自分の住所・氏名を記載します。例えば西京都武蔵市吉寺3丁目24番5号、武蔵緑太郎と記載します。最も重要な同意の内容については、「〇〇〇」と1文で記載できる時は、その内容を書けば足りますが、その内容が複雑なケースでは「下記の内容について同意します」と書いて、その下段に箇条書きなどで詳細に書き入れる工夫が大切です。, それでは、承諾書の書き方はどうでしょうか。この承諾書の基本的な書き方は同意書に準じた姿勢で良いでしょう。そこで、承諾書の「タイトル」を表題として文頭に記載し、承諾の相手方の企業名、団体名、個人の氏名などをきちんと記載します。そして承諾の内容、承諾したときの日付、承諾者の住所・氏名も正確に記載します。しかし承諾の場合は、申し入れに対する承諾ですから、契約に条件がつけられるのが通例です。やや法的にいえば「停止条件」とか「解除条件」などがこれにあたります。停止条件がついている時は「停止された条件が成就したときは承諾の効果が生じます」と記載します。これに対し「解除条件」がついている時は「下記の事項に該当したときにはこの承諾を解除します」というふうな記載をしておきます。条件の内容が複雑な時は、その内容を箇条書きで明確にしておきます。, まず、同意書の例文として「手術同意書」「個人情報同意書」「未成年者の親権者の同意書」を見てみましょう。, オペのため入院した時には「手術同意書」を病院側に提出するよう要求されます。その書式は病院により多少の違いはありますが、ここでは標準的な例文をご紹介します。災害救助病院 院長 植田耕太郎 殿私、多摩山次郎は、担当医師の岡山花太郎様より手術に関する説明を受け、それに了解しました。よって貴院にて手術の実施について同意致します。平成30年12月20日(ここには同意書に記入した年月日を記入します)住所 玉川市清川町3丁目28番5号氏名 多摩山咲子 印(ここには同意者の氏名を記入し、捺印します)本人との関係 配偶者 妻電話番号 xxx-(xxx)〇〇〇〇このように記載して窓口に提出します。, 派遣で働いている皆さんは、今の時給に満足していますか?もう少し欲しいなと思いますか?実は、派遣で働いている人の中には時給交渉をして、時給アップに成功した人もいます。彼らは一体どうやって時給交渉をしたのでしょうか?今回は時給交渉を成功させるコツをご紹介します。, 面接が苦手という人は多く、緊張するものです。しかし就職を勝ち取るには避けて通れないのが面接です。そこで面接で使う一人称について語りましょう。一人称はあなたの第一印象を決定づける重要な意味を持ちますので、基本的なビジネスマナーを紹介しましょう。, 二次面接で聞かれやすい質問・解答例とはどのようなものでしょう。特に一次面接との違いについても気になるとところです。この記事では、二次面接特有の質問や、転職、新卒などの状況別に、どのように二次面接で解答するか、具体的な例とともに解説したので参考にしてみて下さい。, 就職活動や転職活動などを行っているときに必ず必要となる履歴書。しかし、どんな履歴書を用意すればいいか悩むこともあるのではないでしょうか。今回は履歴書の紙質についてご紹介します。シチュエーションに合わせた紙質の履歴書を使用して、活動の参考にしてください。, 就職や転職をするとなれば自分を売り込むために自己PRを考える必要があります。不動産業界は人気も高いので入念に自己PRを練り上げる必要があります。今回は不動産業界の自己PRの作成のコツを例文を挙げながら新卒や未経験、転職などに分けてご紹介していきます。. 2.1 ①「肖像権」とは? 2.2 ②「著作権」とは? 2.3 ③施設管理権とは? 3 【場面別】Vlogでの撮影許可の取り方と必要性. 動画に出演した従業員が退職する際には、退職後の動画利用について、その従業員の意向を確認することが望ましいです。その際に明確な許諾が得られない場合、後日の紛争予防のため出演状況に応じて動画の利用中止を含めた対応を検討してください。以下は出演状況別の判断の例です。, 動画の修正方法は、「該当部分をカットする」「別の従業員で再度撮影しシーンを差し替える」「編集でぼかすなどの方法で該当従業員のみを消す」といったいくつかパターンがあります。動画の内容や用途に応じて方法を選びましょう。 レンタル素材(使用料を支払って利用する、予め用意された動画素材や画像素材)を提供するストックフォトやレンタルポジ(レンポジ)などと呼ばれるサービスがありますが、素材によって使用許諾の獲得状況が異なるため、サービス利用時には注意が必要です。例えば「モデルリリース取得済み」であれば、「撮影したモデルの肖像権使用許諾同意書が取れている」素材であることがわかりますが、モデルリリースについて特に記載がない素材では、取得の有無について確認をしなければなりません。また、モデルリリース以外に建物などの使用許諾同意書(プロパティリリース)が必要な素材の場合、モデルリリースはOKでもプロパティリリースはNGといったこともあります。さらに、素材によっては利用期間や用途が限定されているものもあります。 同意書とは、相手の意見に対して「同意します」という意思表示を書面にしたものです。取引条件や個人情報の取り扱いといったビジネス面だけではなく、個人対個人でも時々使われる書類になります。様式はシンプルで、同意する内容、お互いの名前、日付などになります。 ロゴや商品名が映らなければOKですが、ブランドや企業イメージを貶めるもしくは誤解を生む使い方はNGです。, 工業製品に著作権はありませんが、ブランドロゴや企業名などには商標権や意匠権があります。そのため、例えば「自社のアプリを紹介するためにiPhoneを使う(映す)」こと自体は問題ありませんが、ロゴや商品名は映らないようにするか消す必要があります。ロゴを消す処理は編集工程でもできますが、静止画と違い動画は1秒間に多数のコマがあります。動きがはげしい動画では修正作業が大きな負担になりますので、どうしても映りそうな場合には予めテープ等でロゴを隠して撮影するとよいでしょう。 ・商業施設や駅で撮影する場合 プロモーション映像やドキュメンタリー制作、ニュースサイト向けの映像取材の際に、一般の方に出演頂くことがあります。その際の撮影許諾に付き、一般的な考え方と書面の記載例をご紹介致します。 キャスティング会社や広告代理店などを通じて、出演者に有償での出演オファーを行っている際は、通常「契約書」が交わされている為、撮影許諾を撮影者が求めるケースはまれでしょう。 いわゆるドキュメンタリースタイルの … Q4.自社サービスの紹介映像内に、他社製品が映ってしまうのですが大丈夫でしょうか? 本記事では、YouTube動画の撮影場所の選び方、許可取りや肖像権などの注意点などについてまとめてご紹介しました。 屋外での撮影の場合、撮影許可について確認しておかなければ、大きなトラブルに発展してしまう可能性があります。 いずれの場合も、時間的な余裕を持って準備をした方がいいでしょう。申請時に企画書やシナリオ、画コンテの提出を求められることもありますので、申請手続き方法や必要な期間だけでなく準備物についても事前に確認しましょう。 このように、レンタル素材だからといって一概に許諾関連がクリアになっていると考えるのは危険です。 動きのある動画では、撮影はスタジオだけではなく屋外ロケを行うことも頻繁にあります。ロケでの細かい撮影準備や段取りは動画制作を委託している会社が行ってくれる事が殆どですが、発注担当者も最低限の知識がないと、思わぬトラブルに合うこともあります。 著作物を利用するには4つのステップで許可の必要性などを確認しましょう。 ポイント2 無断使用は罰せられる. そもそも著作権とは、自分自身が作成した著作物(ここでは文章や画像、写真など)が他人に無断で使われないように、法的に守ってくれる権利のことを指します。 努力して作った作品やアイディアなどが盗作されてしまっては、著作者(著作物を生み出した人)が損をしてしまうからです。 そこで、著作者に不利益がないように、「文章や写真、画像を作った瞬間」に著作権が発生する仕組みになっています。これにより、無断 … 『法人その他使用者(以下この条において「法人等」という。)の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物(プログラムの著作物を除く。)で、その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は、その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り、その法人等とする』 許可: このテーマの写真を撮影するには特別な許可が必要であり、ない場合は撮影の標準ライセンスが制限されます(このため、標準のプロパティリリースが認められません)。商用目的での使用には、追加のドキュメントが必要です。 [個人を特定できない撮影方法] 車通りのある場所での撮影 また、競合製品だけでなく、どのような製品でもブランドや企業イメージを貶めるような使い方はNGとなります。また、自社製品の背景に有名ブランドの製品を配置するなど、有名ブランドの名声にタダ乗りするような動画や、他社製品を自社製品のように誤解させる動画もNGです。 Q1のケースで言えば、業務として制作した動画は基本的に会社が著作権を持ちますが、『その作成の時における契約、勤務規則その他に別段の定めがない限り』とある通り、社内規定や入社時・入社後の契約などで職務著作に関する取り決めがあれば、それに従って判断をすることになります。, 肖像権は判例により認められている権利であり、従業員にも肖像権があります。在籍中の従業員には気軽に出演を依頼しがちですが、事前にその従業員から許諾を得る必要があります。 ア: 著作権者不明等の場合(第67条) 他人の著作物を利用する場合,相当な努力を払っても著作権者がわからない場合や,著作権者はわかるがその居所が不明で交渉ができない場合,文化庁長官の裁定を受け,所定の補償金を供託して著作物を利用することができます。 アマナイメージズがご紹介する「写真を安全に使う方法」。写真が持つ権利や写真にまつわる事例などを具体的にわかりやすく解説しています。知っていると知らないでは大違い、クリエイティブ制作時に「こういう使い方、権利的に問題ないかな?」と気になったらぜひご覧ください。 あらまし 著作権Q&A 契約マニュアル 著作権研究 著作権関連書籍紹介 著作権は著作物の創作の時に始まり、保護期間は作者の死後70年間存続*1します。著作権の不正使用や紛争を無くするために、協会では使用者側との契約を勧めています。「写真寄稿 著作権は著作物を創作した時点で自動的に発生し,その取得のためになんら手続を必要としません。ここが,登録することによって権利の発生する特許権や実用新案権などの工業所有権と異なる点です。著作権法上の登録制度は,権利取得のためのものではありません。また,登録は著作権の移転の要件ではなく,登録をしなくても移転の効力は有効に生じます。 では,なぜ登録制度があるのでしょうか。 それは,著作権関係の法律事実を公示するとか,あるいは著作権が移転した場合の取引の安全を確保す … 屋外での撮影は、撮影場所以外の映り込み(写り込み)に対しても様々な注意が必要です。代表的なものを記載します。 A.社内用の動画でも、社外用と同レベルのチェックが必要です。 最近では無料で使える素材サイトもありますが、商用利用が不可、素材提供者の信頼性が低いなど、利用時に注意が必要なサイトもあります。各サイトの利用規約等を確認し、不明な点がある場合は運営者に問い合わせてください。, 肖像権や商標権等については、社員のみが視聴する動画であっても社外向けと同様の基準で権利・許諾をチェックしてください。ただし、BGMについては社内向けと社外向けで若干異なる部分があり、JASRACが管理する楽曲については「事務所・工場等での主として従業員のみを対象とした利用」に限り、営利目的でも“当分の間”使用料が免除されています。しかし、世の中の楽曲の全てがJASRACに管理されているわけではありません。また「当分の間」とあるように、ルールが変わることもありますので注意して使用してください。 Q6.社員が視聴するための動画であれば、権利関係はあまり考慮しなくてもいいですか? 著作権を相続することは可能です。著作権は被相続人の財産であるため、これを他人に譲渡、または相続することができます。 この際、次に挙げる「著作者人格権」と「著作権」によって違いがありますので、それぞれについてここで解説していきます。 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること 4. 許可・許諾をとれば問題ないといわれていますが、その許可の取り方というものはどういうものなのでしょうか。 ... 【ジャニーズの著作権・肖像権】写真、ロゴ、イラスト…どこまで大丈夫? 人通りのある場所での撮影 商業施設の敷地内での撮影の場合は、施設の管理会社へ申請をしてください。駅での撮影は各鉄道会社への申請となります。 インタビューの場合、その対象者はもちろん、それ以外の人物がクローズアップで映るのであれば、その人物すべてに対し許可を取る必要があります。「容貌、姿態」は個人を特定できる「個人情報」の一部ですので「あとで顔をぼかせばOK」と軽く考えず、撮影すること自体がNGと考えてください。(報道機関等は個人情報保護法第66条で例外とされています) 「既に公表されている著作物」であること 2. 建物には意匠権や肖像権などの知的財産権が発生するものとしないものがあります。例えば、各自治体が所有する公共の建物には、意匠権・肖像権は発生しません。一方、私有の建物、建築物のデザイン、公共の場に展示されている美術作品などは、著作権等の知的財産権が発生する場合もありますので、撮影前に管理者に確認しましょう。 スマホカメラの高画質化や編集アプリの普及などにより、専門的な動画制作の知識がなくても、誰でも手軽に動画を作れる時代になりました。従来は外部に委託していたビジネス利用の動画を内製している、もしくは内製化を検討しているという企業のご担当者も多いのではないでしょうか。そのようなご担当者に知っておいていただきたいのが動画にまつわる権利や許諾です。 ・人にピントを合わさずぼかして撮影する(顔が判別できないレベルで) 著作権者名であって、著作者名ではないので、著作権が譲渡や相続によって移転した場合には、移転後の著作権者を書くのが本来のあり方です。 また、第一発行年は、その著作物が最初に発行された年であり、必ずしもその出版物の発行年ではありません。 このように、「知らない間に肖像権侵害をしてしまっていた・・・」という事態を防ぐために、以下の点に気を付けましょう。 ①本人の同意をとる. 逆に、社内用の動画では、社外向け以上に気を付けなければいけないことがあります。それはセキュリティです。社内用動画の場合、機密情報を含む場合もあると思いますので、流出などが起きないように徹底した動画の管理とセキュリティ対策が必要です。, 以上、動画を内製する際に知っておきたい権利・許諾について解説しました。注意点は多いですが、動画は分かりやすさ、記憶定着率の高さ、感情に訴えかける力などに優れた魅力的なメディアです。ぜひ適切に権利・許諾を守りながら、動画制作にもチャレンジしてみてください。, 初めてWebサイト新規制作・リニューアルを検討する方に向けて 制作フローと検討すべき基本的なポイントを解説, インハウスで始める動画制作 | インターナルコミュニケーション・ナレッジマネジメント, 「TTL(Time-To-Live)超過利用許可」機能にアグレッシブモードが追加 :CDNext機能紹介, [CDN]「www」が付かないネイキッドドメイン(Zone APEX)でのCDN利用 :CDNextの特徴, 動画の利用を中止する、もしくは該当部分を修正して継続利用する、または退職後も使えるよう許諾を得る。(修正方法は下記参照), そのままでも継続して利用可能な場合もあるため、該当箇所の具体的な内容により個別に判断。, インタビューの場合、その対象者はもちろん、それ以外の人物がクローズアップで映るのであれば、その人物すべてに対し許可を取る必要があります。「容貌、姿態」は個人を特定できる「個人情報」の一部ですので「あとで顔をぼかせばOK」と軽く考えず、撮影すること自体がNGと考えてください。(報道機関等は個人情報保護法第66条で例外とされています), 車のナンバープレートも個人情報ですので、「撮影しない」「番号が識別できないレベルで撮影する」などの配慮が必要です。路線バスなどの公共交通機関のナンバープレートは個人情報には当たりませんが、広告看板に電話番号が書かれている場合は映らないように配慮したほうがよいでしょう。, 建物には意匠権や肖像権などの知的財産権が発生するものとしないものがあります。例えば、各自治体が所有する公共の建物には、意匠権・肖像権は発生しません。一方、私有の建物、建築物のデザイン、公共の場に展示されている美術作品などは、著作権等の知的財産権が発生する場合もありますので、撮影前に管理者に確認しましょう。.